2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

教皇フランシスコ回勅『ラウダート シ、主に賛美、Laudato si'』 つづく 238−242

三位一体とすべての生きもとの間の関係三位一体とすべての生きものの間の関係 238. 父なる神はすべての最終的な一切の源です。父なる神は存在するものの愛の根拠であり、自己譲渡の愛です。その愛の移す方、み子を通してすべてのものが造られたのですが、そ…

教皇フランシスコ回勅『ラウダート シ、主に賛美、Laudato si’』つづく 233−237

VI。秘跡的な徴と安息日の祝い 233. 宇宙はすべてをみたす神のうちに展開されます。それゆえに、神秘的な意味が一枚の葉においても、道端においても、露においても、貧しい人の顔においても見出すことができます。理想は神の働きを魂の中で発見するために外…

教皇フランシスコ回勅『ラウダート シ、主に賛美、Laudato si’』つづく、228−232)

V. 市民社会と政治共同体における愛228.自然のケアは、ライフスタイルの一部です。このライフスタイルはすべての人とすべてのものと一致して共に生きることを可能にします。我々が共有している父なる神がいます。このことが我々を兄弟と姉妹にします。イエ…

教皇フランシスコ回勅『ラウダート シ、主に賛美、Laudato si’』(つづく、6章、222−227)

悦びと平安222. キリスト教の精神性は生活の質を理解するためのもう一つの方法を提案します。それは予言的であると同時に神秘的・観想的であるライフスタイルですので、消費主義にこだわらないのです。[これに関して]聖書においても他の宗教伝統においても…

教皇フランシスコ回勅『ラウダト シ、主に賛美、Laudato si’』 6章 (216・221番)

III.生体学的な[問題意識をもつ]回心216. 2000 年のあいだ個人と共同体の経験の積み重ねで培われたキリスト教精神性の豊かな遺産は、人類の更新のため貴重な貢献をすることができます。福音書では我々の考え方および生活にとって直接的な結果をまなびます…