2008-11-01から1ヶ月間の記事一覧

人間の尊厳と人権の自覚

六甲教会、説教箇条書き、08-11−29、待降節 1主日1.イザヤ予言者(第一朗読)は神にむかってこう祈っております。『主よ、あなたは私たちの父です。。。私たちは粘土、あなたは陶工』。言い換えれば、「「わたしたちみたいな者でも、み手の作品としてあな…

最後の審判には、イエスこそ弁護人

六甲教会、使徒信条研修箇条書き、 08-11-20 六甲教会、説教箇条書き、王であるキリスト、08-11-20 使徒信条で言われている「生者と死者を裁くために来られる」ということばを誤解せずに、神の裁きこそ「慈悲と和解の場」であることを理解したい。イエス・キ…

ニコデモ

六甲教会、聖書研究箇条書き、08-11-17、ヨハネ3 ヨハネ福音書の以下の六ヶ所は「象徴的な物語」の形でイエスがもたらした「新しさ」が語られている。1. Jn 3、 ニコデモ 2. Jn 4 サマリアでの逸話 3. Jn,5 ベトザタの池での癒し 4. Jn、6 パンの分か…

負かされたものを生かし、実を結ぶ

六甲教会、説教の箇条書き、年間33主日、08-11-16 マタイ福音書の25章29節と13章12節に引き合いに出されている格言はあいまいです。「持っている人はさらにあたえられ、ゆたかになる。持っていない人は持っているものまでも取り上げられる」。 この言葉を…

イエスは「神殿の宗教」に抗議した

六甲教会、説教の箇条書き。 22008年11月9日本来ならば、11月9日は年間32主日の典礼にしたがって聖書朗読を行うはずでしたけれども、残念ながら「ラテラン教会の捧堂」という記念に変えられてしまっています。私たちにとって「ラテラン教会の献堂」はピンと…