2015-07-01から1ヶ月間の記事一覧

教皇フランシスコ回勅『ラウダート・シ、主に賛美』(つづく23-26)

教皇フランシスコ回勅『ラウダート・シ、主に賛美』(つづく23-26)共有財産としての気候23. 気候は、共有財産(皆に属していて、皆のためのものの)です。世界的な規模で、気候は、人の生命の重要な条件の多くとの関連がある複雑なシステムです。我々が現在…

教皇フランシスコ回勅『ラウダート・シ、主に賛美』 (つづく20・22)

教皇フランシスコ回勅『ラウダート シ、主に賛美』 (つづく20-22)20. 汚染の若干の形態は、人々の毎日の経験の一部です。大気の汚染物質への長時間の露出は広い範囲の健康に有害なものを生じます。特に貧しい人はその主な被害者です。何百万もの早死の原因…

教皇フランシスコ『ラウダート シ 主に賛美』 (つづき17・19番)

第1章私たちの共通な家に何が起こっているのか17. 現在の状況の分析に基づかない限り、人類と世界環境についての神学や哲学の考察は抽象的に繰り返して聞かされる決まり文句のように思われるでしょうが、現在私たちが直面している状況は人類史の中でいまだか…

教皇フランシスコ回勅『ラウダート・シ、主に賛美』(つづき、13-16番)。

教皇フランシスコ回勅『ラウダート・シ、主に賛美』(つづき、13-16番)。14.どのように地球の未来を創っていくかについて緊急に話し合うように呼びかけたいです。今私たちが直面している自然環境破壊の挑戦及びその人間的な根の問題は皆の関心であり、皆に…

教皇フランシスコ回勅『ラウダト・シ』、『主に賛美』 (つづき10・13番)

アシジの聖フランシスコ10.この回勅を書くに当たって私たちをひきつける美しいモデルを目の前においておきたいのですが、その模範はアシジのフランシスコです。私はローマの司教に選れた時、彼の名前は私を導く星にしました。フランシスコは弱いものをケアー…

教皇 フランシスコ回勅『主に賛美』 ラウダト・シ、LAUDATO SI(つづき5・9番)

教皇フランシスコ回勅『LAUDATO SI、主に賛美』 (つづき 5番から9番まで)5.聖ヨハネ・パウロ2世はますますこの問題に関心を示しました。彼はその最初の回勅から次の点を強調しました. 「人間は、自然環境が直接の使用と消費に役立つものであるということ以…