2009-05-01から1ヶ月間の記事一覧

聖霊は自由

六甲教会説教の箇条書き。聖霊降臨、2009年 イエス様は特別な挨拶の仕方をされていました。今日はイエスが神戸に現われて人に挨拶したら叱られるでしょう。その挨拶は人に息を吹きかけるのです。そんなことをされたら、「インフルエンザ対策で息を吹きかけて…

 12歳の大人と50歳の子ども (マルコ5、21-43)

福音書講座ノート3現代社会に響きあうイエスの福音ー聖書の読み方にもとづいた信仰と社会への視点― 聖書をはじめて読む方は、奇跡物語などに戸惑うことがある。よみがえりなどの話が出ると、そうである。しかし、字面通りの読み方にこだわらずに、ちょっと視…

昇天の主日・『白と闇』・インフルエンザ騒ぎ

この前、復活徹夜際を祝い、私たちは復活の蝋燭を点しました。「キリストの光り」をあらわす蝋燭です。そして今日の昇天の主日まで、ミサの間この蝋燭を点してきました。今日は、イエスと弟たちのお別れを思い出して復活の蝋燭を消します。しかし、イエスが居…

生命といのちの講座ープログラムー

『生命といのちの講座』主催:ザビエル アカデミア 会場:六甲教会(神戸)第1・2会議室 時間:第3土曜日、10:30-12:004月:『生命といのち』(生命科学と生命倫理) 5月:『いのちの重み』(犯罪、償いとゆるし) 6月:「いのちのかがやきー誕生―」(生…

インフルエンザ過剰反応に惑わされないように

六甲教会の閉鎖を嘆き、恥ずかしく思う この一週間のあいだ、教会が閉鎖していたことが悲しいことで、理解に苦しむ。 店も映画館もあいていた。電車も走っていた。しかし、教会の前を通ると、鉄の門まで閉めてあった。なんと情けないこと。 「ミサの義務は免…

福音と社会ー講座箇条書きー  マルコ 5、24−34

イエスは血に対するタブーを否定する マルコ福音書、5章24−34の話は、いわゆる「奇跡物語」として受け止めたくない。イエスは出血病に悩んでいたあの女性を奇跡的に癒したのではない。この話しはむしろ社会批判と宗教批判として読める。 「そこでイエスは彼…

福音と社会ー講座箇条書きー

現代社会に響きあうイエスの福音 ー聖書の読み方にもとづいた信仰と社会への視点― 福音によって教会のあり方が問いかけられる マルコ 12、41−44 ルカ 21,1−4 「貧しいやもめの献金」A.前置き:福音書についての四種類の読み方1.一般読者向けの読み方 (…

真のいのち

六甲教会説教箇条書き、復活節4主日、09−05−03 「今すでに神の子ですが、自分がどのようになるかは、まだ示されていません。しかし、御子が現れるとき、御子に似た者となることを知っています。なぜなら、そのとき御子をありのままに見るからです」(1ヨハ…